42年ぶりの日本人メジャー制覇で一躍有名人となった渋野日向子さん
シンデレラスマイルと言われる程、笑顔の絶えない女の子の印象もありますが、
プロテスト受験時2度も迷いがあったそうです。
それはどんな迷い、葛藤だったのでしょうか?
そして彼女の背中を押したものはなんだったのでしょうか?
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渋野日向子プロテスト合格を受ける迷い①
出典元:golfnetwork
渋野さんは小学2年生の時に、
友達の父親がインストラクターをしていた事がきっかけでゴルフをはじめました。
小学6年生の時にはソフトーボールも始め、
ソフトボールでは県大会2位という成績を残されています。
中学に入ると、軟式野球部に入部したそうですが、
中学生2年生の時に部活の監督から
「ゴルフ1本のほうがいい!」
とアドバイスをうけた事がきっかけで、ゴルフに専念しはじめたそうです。
岡山県ジュニアゴルフ選手権では3連覇は果たしています。
高校時代は地元の強豪校作陽高校に入学し、1年生の時に「中国女子アマ」優勝。
当時は
「全国ではなかなか活躍できなくて、プロへの自信はなかったんです」
という心境だったそうです。
ここでプロへの背中を押されたのが、高校3年生の時のゴルフ部の監督だったそうです。
「お前がテストを受けないで、誰が受けるんだ」
と激励を受け、プロテスト受験を決断したそうです。
2017年初のプロテスト受験は最終テストを受けるも、不合格に終わってしまいました。
この時の心境を、渋野さんは
「二次テストがトップ通過で“絶対に受かる!”と思ってしまった。周りからもそう言われて、自分でも“大丈夫だろう”って。浮かれて、気が抜けていた部分があったんだと思います」
とコメントされています。
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渋野日向子プロテスト合格を受ける迷い②
プロテスト不合格となり悔しさが込み上げたようですが、
新しいコーチの指導を受けるなどすぐに気持ちを切り替えたそうです。
そして、2018年プロテストを再度トライ。
ですが、ここでもまたプロテスト受験の葛藤があったようです。
この葛藤とは、2018年7月に起きた岡山の集中豪雨だったそうです。
平成に入ってからの豪雨災害として初めての死者数100人以上を超え
「平成最悪の水害」と報道
渋野さんは岡山県生まれ岡山県育ちです。
プロテストさえも、受験を悩んでしまったほど、
地元岡山での被害は相当な心労だったのではないでしょうか。
そんな時に背中を押されたのが、被災した知人からの
「受かって頑張ってくれ」
という言葉だったそうです。
そして見事、2018年7月プロテストに合格されました。
渋野さんは、
「あの時のことを、今まで忘れた日はない。災害に遭った方が頑張ってと言ってくれ、強い気持ちでテストを受けられた。今度は皆さんを元気付けるために、私が結果を出していかないといけない」
とコメントされています。
まとめ
誰にでも背中を押された言葉ってありますよね。
1番はじめのプロテスト受験時の監督のお言葉。
「プロ」というプレッシャーや不安もあった事でしょう。
そんな時にかけられた当時の監督の愛のある言葉。
信頼している人の言葉でなければ、心は動きません。
きっと渋野さんと監督との間に素晴らしい信頼関係が成り立っていたのでしょう。
そして、被災された知人の言葉。
被災された方を元気づける為に結果を出す。
心労はあったのかもしれませんが
元気づける!という気持ちがまた渋野さんの原動力になったのだと思います。
今回のメジャー優勝がまら更に被災者の方々を元気づける明るい話題となったのではないでしょうか。
今後も素晴らしいご活躍を期待したいと思います。
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